いぶすきーの映画ぶろぐ

邦画を中心に、新旧問わずおもしろい映画・アニメをおすすしていきます^^
2010年04月15日

サヨナラCOLOR

こんにちは、いぶすきー映画ぶろぐのお時間ですface01

さて、今回ご紹介するのは



サヨナラCOLOR:竹中直人

4月と言えば、別れと出会いの入り混じる季節icon12

サクラも散り始め、なんとなく”サヨナラ”の寂しさを感じている人もいるのではないでしょうか?

そんな方におすすめしたのがこの作品kirakira

2006年、4年振りに監督に復帰した『東京日和』の竹中直人が、共演に原田知世を迎えて贈る恋愛ドラマ。

SUPER BUTTER DOGの同名曲をもとに、バンドと親交のある竹中直人が自らメガホンを熱望し制作されたました。

海岸沿いの病院の医師・佐々木のもとに偶然、高校時代の同級生の未知子が入院した。懐かしい思いが蘇る佐々木とはウラハラに、未知子は彼のことを思い出せない。

病状は芳しくなく、彼女の恋人の雅夫は入院中の彼女を思いやることもなく、気持ちが沈んでしまいそうな毎日だったが、陽気な佐々木のおかげで入院生活は楽しいものになった。心の距離が縮まっていく佐々木と未知子。しかし、彼には秘密があった…。



さすが竹中直人だけあって、内村光良、中島みゆきらをはじめとする曲者たちが脇をかため

谷中敦・大森はじめ(東京スカパラダイスオーケストラ)、BIKKE(TOKYO No.1 SOUL SET/ナタリーワイズ)、原田郁子(クラムボン)、北川悠仁(ゆず)、今は亡き忌野清志郎、スチャダラパーらのアーティストも出演し話題となった。



ストーリーはスローテンポに進み、日本的映画の良さが滲み出ていた。音楽の使い方や小ネタもほどよく、観ていておだやかな気持ちになる。

生きていれば幾度となく経験するだろう「さよなら」の時、いつか味わったさよならを思い出し、観衆は涙するだろう。

個人的に印象的だったのは


「サヨナラからはじまることが、たくさんあるんだよ」



というセリフ。

誰にでも訪れる「死」、死を悟ることで、伝えたい想いを伝えることができた。

それはきっと誰にでもやってくることで、最愛の人かもしれないし、自分かもしれないし、友達かもしれない。

いずれにしても、そんな時にどう振る舞い、どう生きていくかを考えさせらました。

いつかやってくるかもしれない時まで、日々を大切に生きねばならないなぁーと思いました。

エンディングで、色が褪せていくシーンがいたく身に沁みますicon21

一度、観てみてほしい映画です。

昨年(2009年)の8月1日(土)より最新作『山形スクリーム』が公開され、こちらも見逃せないですkirakria2


Posted by いぶすきー at 13:04 映画
< 2010年04>
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いぶすきー
【自己紹介】はじめまして、いぶすきー(指宿)といいます。神戸で、WEB関係の会社でディレクター兼カメラマンとして働いています。愛知県、三重県、富山県、京都、神戸と各地を転々としています。

【趣味】映画・漫画・アニメ・読書・旅行です。
自転車で北海道から富士山を縦断したことがあります。

おもしろいものを広めていきたいと思い始めました。
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