いぶすきーの映画ぶろぐ

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2010年07月05日

ネットでよく使われる「w」どう思いますか?





なかなかおもしろいコラムがあったのでご紹介しますface01



ネット上でよくみかける「w」。

「www」などと重ねて使うケースも多いですが、多くの人は「笑い」を表す記号として使用し、また認識しているようです。

実は筆者はこの記号が苦手。使用される文面にもよるのですが、「w」がついているだけで妙に軽々しいような、ちょっとばかにしているように見えてしまう。

笑いを表現するのなら、(笑)のほうが好きだったりします。

そう思うのは私だけでしょうか。実際に、コブス読者にアンケートを採ってみました。
調査期間:2010/5/24~2010/5/27
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数 155件(ウェブログイン式)



【「w」のこと、好きですか?】

「好き」……35%
「嫌い」……65%

「好き」だと答えた人は、全体の35%。あらまー! 思ったよりも少ない印象でした。

「嫌い」という65%が、それを上回る形に。うーん、やや嫌われ者ってことでしょうか?

【「w」のイメージは?】

皆さんの「w」に対する印象を聞いたところ、全体で多かったトップ3の回答はこちら。

「2ちゃんねるやニコニコ動画でよく使われてるので、インターネットに精通している人が使うイメージがある」(男性/20代前半)

「二つぐらいまでならいいと思う。あまりたくさん使っていると嫌な印象」(女性/20代前半)

「(笑)よりも、ちょっと苦笑いや嘲笑など別のものが入っている感じ」(女性/20代後半)

ネット批判や、いわゆる「たたき」のイメージが強いせいか、「嘲笑」、「苦笑」、「失笑」などの印象を含んでいるみたいですね。単純に(笑)=「w」ではなく、ややひねったイメージがついているようです。

【使う人の意図は?】

では「w」を使う人はどんな意図で使っているのでしょうか。

「(笑)と書くのが面倒なときについ使うw」(20代後半/男性)

「自分のネット歴が浅いのを隠すとき」(20代後半/男性)

「(笑)→w、爆笑→wwww。その気分によって数が違う」(20代後半/女性)

「ちょっと小ばかにした感じのとき。相手でなく自分に対しても」(20代後半/女性)

「『ちょっとw』みたいな感じ。『おまえ、自重しろよ』とか、『おいおい』っていうのをふざけた感じで」(女性/20代前半)

「笑いというより、同意をするときの表現だと思ってる。だよね、とか。ぱっとレスをするのに楽で便利」(女性/20代前半)

使用する側にとっても、単純な笑いだけでなく、自嘲や共感などの意味合いを含んでいるようです。

しかし、単に(笑)と打つのが面倒だから、という人も。

発信する側と受け手側でのすれ違いがありそうですね。

興味深いのは「w」=「同意」という意見。「ぶっちゃけ眠いw」、「w(同意)」こんな感じでしょうか?

【メールで使うのはアリ?】

メールなど、人とのやりとりのなかで使用することをみんなはどう思うのでしょうか?
「メールやTwitterで使うのは引いてしまう。おちょくってる感じがするので、そこで使っちゃダメでしょwって感じ」(男性/20代前半)

「砕けた感じで、フォーマルな内容の文章ではないと判断する」(女性/20代前半)

「Twitterや某掲示板などではありだけど、メールはなし。メールだと、なんだかネットに影響されすぎてるイメージ。デコ絵文字で(笑)があるんだから、それを使ったらいい」(女性/30代前半)

「相手が友人なら、別にどうとも思わない。そうでもない人からされると、引く」(女性/20代前半)

とのご意見。プライベートなメールで使うのは、ちょっと……という人も。

逆に、堅苦しい文章に加えて、雰囲気を和らげるのには役立ちそうですが、「特にメールで使うなら(笑)のほうが柔らかくて無難」(女性/20代前半)という声も。

うーん、ここまでのコメントを追っていると、なんだか不評な「w」。最後に、【好き派】の声を聞いてみたいと思います。

【好き派】

「私も使っている。(笑)と同じ意味だと思っているので、まったく悪い気はしない。打ち込むのが簡単な『w』は、むしろ便利な記号なのではないのかと思っている」(女性/20代前半)

「メールで使っている人はほとんどノリの良い人ばかりなので、楽しんで見てます」(男性/20代前半)

「うふってしてるときの口元に似ているからかわいらしくていいと思う」(女性/20代後半)

「(笑)を使うより砕けた感じがするので、文章を打った人の心情が(笑)より伝わる」(女性/20代前半)

アンケートでは、「w」を使う人が117人いたのに対し、【好き派】はその半分以下。

便利だけれど、少しイメージの悪い「w」。けれど、【好き派】の意見を見ると、やや軽いイメージのある「w」を肯定的にとらえている人が多いように見受けられました。

ふと思いつき、母に「お母さんwww←この記号好き?」とメールしてみると、一言「田んぼ?」と返ってきました。

そういえば昔、私も「~」を表す記号だと思っていた時期があります。

広く使われ始めたころには、そんなに悪いイメージはなく、(笑)=「w」だと思っていたけれど……。うーん、いっそのこと、今からでも「w」のイメージアップは図れないでしょうか?

(栗林弥恵/プレスラボ)



COBS ONLINE より


毎日コミュニケーションズが運営する「COBS ONLINE」よりご紹介しました。

一見、映画とは全く関係のないニュースではありますが、いやはや、これからの”放送”を考えていく上で、引き出しのひとつとしては大いに関係があるかもしれません。

近年、Ustreamやtwitterといった新しいソーシャルメディアが出てきた中、テレビ放送との共存を探る動きが活発化してきました。

例えば、先日ご紹介した、どきゅあに×TVアニメ「四畳半神話大系」最終回放送連動生コメンタリー配信もそのひとつ。

http://ibusuki.ko-co.jp/e96847.html



そして、Ustreamとtwitterが生んだ奇跡としては、「坂本龍一についてユルく語ってみよう」というUSTREAMでの生放送があります。

この放送は深夜1時ぐらいから始り、YMOのコピーバンドを長年されている方が主催し、この番組のトータル視聴者数は11,877人で、同時の視聴者の最大数は2500人以上ぐらいまでになったといいます。

■坂本龍一さんがUstreamに降臨した件
http://fumit.blogspot.com/2010/03/ustream.html

手を伸ばせば、憧れのミュージシャンやアーティストと繋がることができる仕組みが出来たといえるでしょう。

ただ、いわゆるネット世界とテレビのお茶の間世界とのギャップが今後生じていくのではないかと少しだけ懸念しています。

というのも、先にあげたニュースのように、普段接しているメディア媒体によって、ずいぶんと言語に対する認識の差が出てくるのではないでしょうか。

例えば、NHKがTV番組中にtwitterで視聴者から意見を徴収する際、ある程度番組制作側で意見を選別していますが、これが受け手の選択権がないリアルタイムの場合、「w」のような言語が登場したとき、何らかの衝突がうまれるかもしれません。

ひと昔前に、mixiのようなSNSが台頭してきた際、ウェブの全体での共有空間上で絵文字を使うことに非難する人がいるように、放送の世界でも十分起こりうる問題だなぁと感じました。

ウェブの世界にはあまり規律というのは少ないと思いますが、あくまでも社会の共有スペースであるという認識も必要なのかもしれません。

ただ、その認識を、ネットの世界とお茶の間の世界、どちらにシフトしていくのかが今後注目すべきなのかと思います。

私も言葉を使うときは、TPO(時・場所・場合)+相手を考えてはいますが、送り手と受け手、どちらに対しても柔軟に対応していきたいとは思います。

いやむしろ、これまではあくまで送り手側に配慮の姿勢が委ねられていましたが、これからは受け手側としての態度についても言及していく必要があるのではないかと思います。

相互の理解を促すという意味では、このような”コトバ”に対するニュースはこまめにチェックしていきたいと思いました。
タグ :雑記

Posted by いぶすきー at 13:00 NEWSコメント(2)
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いぶすきー
【自己紹介】はじめまして、いぶすきー(指宿)といいます。神戸で、WEB関係の会社でディレクター兼カメラマンとして働いています。愛知県、三重県、富山県、京都、神戸と各地を転々としています。

【趣味】映画・漫画・アニメ・読書・旅行です。
自転車で北海道から富士山を縦断したことがあります。

おもしろいものを広めていきたいと思い始めました。
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