いぶすきーの映画ぶろぐ

邦画を中心に、新旧問わずおもしろい映画・アニメをおすすしていきます^^
2010年11月05日

ハンサムスーツ

レッツ・ハンサム!

人生を変える夢のスーツ、あります!





アナタの変身願望を叶えるスーパードリーム・エンタテインメント。主演は谷原章介と塚地武雅。


亡き母親が遺した定食屋「こころ屋」を経営する男性・大木琢郎は、料理上手で心優しい性格だが、デブで不細工な容姿から、生まれてこのかた女性と交際どころかモテたことすらない。



そんなある日、友人の結婚式に着て行くスーツを買うために紳士服店を訪れた琢郎は着るだけでハンサムになれるスーツ、「ハンサムスーツ」を手に入れる。



街を歩けば、女性にはモテモテ、モデルにスカウトされて瞬く間に大人気と、幸せな人生を手に入れた様に思えた・・・

純粋にとてもおもしろい映画でしたicon12

家族や恋人と楽しく観るのにおすすめです!

個人的に、ブサイクの視点、ハンサムの視点、それぞれの視点が切り替わり、その度にみえている世界も変わっていくのが興味深かったです。

ブサイクとしての30年間、ハンサムとしての数ヶ月間。

ブサイクには、周囲からチヤホヤされることはないが、日常の中に小さな幸せがいくつもある。

ハンサムになると、周囲からチヤホヤされるが、日常の小さな幸せを失うことになる。

スーツを着てしまうと「こころ屋」とその仲間達を捨てなければならない。かと言って着なかったら不細工でモテない人生へと逆戻り。

究極の選択を迫られた主人公をみながら、誰しもが容姿について考えてしまいそう。

確かに、心は目にはみえないですが、人と接していればなんとなく感じるものがあるような気がします。

ブサイクであれ、ハンサムであれ、しっかりと相手の心をみれるようになりたいものです。

監督は、年間30本以上のCMを手掛ける売れっ子ディレクターであり、本作が映画初監督となる英勉。

実は京都産業大学のOBであり、元映画研究部で、卒業後は東北新社に入社。

映画研究部とは親交もあり、なんだか親近感がわきます。

脚本は、「SMAP×SMAP」等を手掛ける放送作家鈴木おさむ。

妻はご存知、森三中の大島美幸。



お世辞にも美人とはいえない、むしろブサイクに位置付けされるだけあって、本作に説得力のある脚本になったのではないでしょうか。

ビジュアルディレクションはPOPでキュートな感性が人気のカメラマン飯田かずな。



美術がとにかくかわいくて、彼女の世界観が存分に楽しめます。

おすすめの一作ですkirakira


Posted by いぶすきー at 12:53 映画コメント(3)
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プロフィール
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いぶすきー
【自己紹介】はじめまして、いぶすきー(指宿)といいます。神戸で、WEB関係の会社でディレクター兼カメラマンとして働いています。愛知県、三重県、富山県、京都、神戸と各地を転々としています。

【趣味】映画・漫画・アニメ・読書・旅行です。
自転車で北海道から富士山を縦断したことがあります。

おもしろいものを広めていきたいと思い始めました。
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