いぶすきーの映画ぶろぐ

邦画を中心に、新旧問わずおもしろい映画・アニメをおすすしていきます^^
2010年10月12日

『ボーイズ・オン・ザ・ラン』


驚愕

絶賛

罵倒





『ボーイズ・オン・ザ・ラン』監督:三浦大輔


田西敏行、29歳。

走れ、泣け、恋をしろ。

弱小おもちゃメーカーで働くサラリーマン、田西敏行(彼女いない歴9年)。



営業先では「面白くない」とバカにされ、出世なんて程遠いダメ社員。同僚・ちはるにひそかに恋心を抱きながらも、当然彼女にうまく近づけない。



誕生日をテレクラで迎えてとんでもない女にひっかかるわ、実家暮らしでエロビデオを見て就寝する怠惰な毎日を送っている。

仕事もダメ!恋もダメ!

・・・そんな田西に、なんとチャンス到来!仕事先で出会ったエリート営業マン・青山の手ほどきで、ちはるとの恋の予感が・・・!



しかし、そこには、大きな衝撃が待ち受けていた。

「いい人」か「獣」か。「土下座」か「決闘」か。

田西の人生が、今、動き出す。

ロックシーンで熱狂的な支持を集め続ける銀杏BOYZのヴォーカル・峯田和伸主演で話題の映画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」。

銀杏の峯田出演ですが、漫画原作の映画化は、大方ファンの期待を裏切ってしまうケースが多いため、大きな期待半分、不安もありました。

が、その予想を大きく覆す結果となりました。

もう最高です!素晴らしい作品でした!

原作は、花沢健吾で、発行部数60万部を超える人気漫画(小学館ビッグスピリッツコミックス刊)。



こちらは全巻持っていますが、ダメな男の真っ直ぐな生き様がリアルに描かれていて、もう感涙ものの名作です。現在、アイアムヒーローという作品を出していますが、こちらもおすすめです。

うーん、原作とのギャップとして、ヒロインの花やライバルとなる源が登場しないことが一番の違いでしょうか。まぁこれは映画の尺があるので仕方がないかなぁといったところです。

しいていえば、田西とちはるの最後の別れ際のシーン。あれは賛否両論かもしれません。個人的に、あれはあれで解釈の取りようですが、悪くない結果だと考えています。あくまで、原作は尊重すべきですが、原作を凌駕するための道のりとして、間違っていない選択だったのではないかと。

これは、原作の保有する田西のキャラクター性に加えて、峯田和伸という1人の人間性が憑依した結果と捉えているからです。言い換えれば、峯田和伸という人間が、田西を演じたとき、行き着いた結果にあのシーンが成立している、こう考えています。

さて、引き続き、原作の大ファンと豪語する峯田和伸が主人公・田西を演じ、加えて、黒川芽以、YOU、リリー・フランキー、松田龍平、小林薫など豪華で個性的なキャストが揃いました。

中でも、黒川芽以、YOUの体当たりの演技は衝撃的。あの黒川芽衣が・・・!と、ファン驚愕のシーンに度肝を抜かれました。最近の生温い邦画の演技とは違い、さすが劇団畑の三浦大輔監督がメガホンをとっただけあって、迫真の演技ばかり。



氏は、舞台「愛の渦」で岸田戯曲賞を受賞し、最新作「裏切りの街」はパルコ劇場ほか全26公演が即日完売になるなど、演劇界で圧倒的な人気を誇る若きカリスマ劇作家。

全体を通じて、男の描写がすごくリアル、だらしない部分は痛々しいほどに共感できます。

中盤でのYOUとの絡みは思わず笑ってしまいますし、ラストの走り続けるシーンは思わずジーンときました。

あぁ、やべぇ、立ち止まっている場合じゃないなぁと。

おすすめの作品です。


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Posted by いぶすきー at 12:39 映画コメント(0)
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【自己紹介】はじめまして、いぶすきー(指宿)といいます。神戸で、WEB関係の会社でディレクター兼カメラマンとして働いています。愛知県、三重県、富山県、京都、神戸と各地を転々としています。

【趣味】映画・漫画・アニメ・読書・旅行です。
自転車で北海道から富士山を縦断したことがあります。

おもしろいものを広めていきたいと思い始めました。
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