いぶすきーの映画ぶろぐ

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2010年07月07日

大規模マンガ展が水戸で開催!-00年代の9作品を空間で表現-





ソラニン 2005-2006(C)浅野いにお/小学館・ヤングサンデーコミックス


00年代の9作品を空間で表現する大規模マンガ展、水戸で


二ノ宮知子「のだめカンタービレ」、浅野いにお「ソラニン」など2000年以降に話題を集めたマンガ9作品に焦点を当てた展覧会「新次元 マンガ表現の現在」が、8月14日より水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催される。

登場するのは浅野いにお「ソラニン」、安野モヨコ「シュガシュガルーン」、五十嵐大介「海獣の子供」、今日マチ子「センネン画報」、くらもちふさこ「駅から5分」、二ノ宮知子「のだめカンタービレ」、ハロルド作石「BECK」、松本大洋「ナンバーファイブ」、若木民喜「神のみぞ知るセカイ」の9作品。

会場では五十嵐、今日、松本の原画を展示する。
また「ソラニン」では浅野が撮影した風景写真や作中の画像を用いた映像作品によるインスタレーション、「BECK」ではライブハウスに見立てた空間でBECKの無音ライブを再現するなど、各作品の世界観を立体的に表現。

さらに展覧会と展示作品をより深く楽しく知るためのガイドマンガを、谷田知彦が描き下ろしている。会場内のハンドガイドとして貸し出すほか、ミュージアムショップでも販売される。

なお作家が登場するイベントも開催。

8月21日のワークショップでは今日マチ子を迎え、参加者と一緒にマンガを描く。

定員は30名で電話予約を7月10日より受け付ける。

また8月29日には浅野いにおが自作について語るトークショーを実施。

こちらは定員80名で予約は不要。当日12:00よりギャラリー入口で整理券を配布する。

新次元 マンガ表現の現在

会期:2010年8月14日(土)~9月26日(日)
時間:9:30~18:00 ※入場は17:30まで
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
休館日:月曜日 ※ただし9月20日(月・祝)は開館、翌9月21日(火)休館
入場料:一般800円、前売・団体(20名以上)600円、中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添い1名は無料

展示内容

・浅野いにお「ソラニン」作家が撮影した風景写真や「ソラニン」中の画像を用いた映像作品などによるインスタレーション。

・安野モヨコ「シュガシュガルーン」立体コラージュ作品による空間インスタレーションと版画作品の展示。

・五十嵐大介「海獣の子供」海中世界のインスタレーションと原画展示。

・今日マチ子「センネン画報」作品世界をイメージした空間に原画の展示。

・くらもちふさこ「駅から5分」作中の錯綜した時間や空間軸を立体的に表した迷路的展示。

・二ノ宮知子「のだめカンタービレ」下絵原画やカラーイラストを作中で登場するクラシック音楽が流れる空間で展示。

・ハロルド作石「BECK」ライブハウスに見立てた空間の中で、マンガの演奏シーンだけによるBECKの無音ライブを上映。

・松本大洋「ナンバーファイブ」巨大イラストによる空間と原画展示。

・若木民喜「神のみぞ知るセカイ」マンガやキャラクターにおけるリアリティといった作品の背後にある作家の問題意識をインスタレーションで表現。

今日マチ子ワークショップ日時:2010年8月21日(土)14:00~16:00(開場13:30)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリーワークショップ室
対象:小学校5年生以上定員:30名(先着順・要電話申込7月10日(土)申込開始)  

浅野いにおトーク日時:2010年8月29日(日)14:00~15:30(開場13:30)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリーワークショップ室
定員:80名(当日12:00よりギャラリー入口で整理券配布)予約不要


http://natalie.mu/comic/news/34176

2010年7月6日 コミックナタリーより


これはアツいニュースですねー。

世の中、おもしろいイベントが勃発しております。

水戸現代美術館には一度行ったことがあるのですが

なかなか綺麗なところで、ミュージアムショップもよかったです。

私は浅野いにお作品が大好きで、なかでも「素晴らしい世界」がお気に入り。

「ソラニン」や「おやすみプンプン」がヒットする中、私の中では「素晴らしい世界」が未だにトップに君臨しております。



『素晴らしい世界』著者:浅野いにお

2002年より次世代読み切り号としてスタート。
第1回GX大賞を受賞し単行本化。

あてもなく大学を中退してしまったバンドの女性ボーカリスト、ひどいいじめを受けている小学生の女の子とカラスの姿をした死神、組の金に手をつけて逃走中の暴力団員と女子高生、バンドをやめて普通のサラリーマンになった青年、表と裏の顔を持つ歪んだ性格の生徒会長、35歳・妻子に逃げられた売れないマンガ家、恋人と別れたばかりのOL、倦怠期のカップル、勉強しない予備校生……。

心のどこかに不安や不満を抱える様々な登場人物たちの日常のドラマをリアルに描いた作品。

一話一話が微妙にリンクして、徐々に徐々にクライマックスへとなだれ込んでいきます。

全体の構成美とストーリーの緩急が絶妙、静かだけど妙にリアリティのある世界観に圧倒されました。

読んだ時がちょうど自分がモラトリアムの時期だったこともあり、大好きな作品に。

浅野いにお自体は、ソラニンが映画化もされて知名度もぐんとあがったわけですが、ぜひ、素晴らしい世界も目を通してみてほしいところです。




はい-
それ以上は言うなよ。

ぶっちゃけ俺はお前じゃねぇから、
おまえの人生なんざ知らねぇさ。


でもな、
生きときゃ悪いこともあるが、
いいことも必ず
あるんだぜ。


とりあえず
がんばって
生きときな。


『素晴らしい世界』1巻より


どこか明日を想うとき、なんとなく感傷に浸りたいとき

前に進んでいこうと思わせてくれる大切な作品ですface01
Posted by いぶすきー at 01:13 NEWSコメント(0)
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プロフィール
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いぶすきー
【自己紹介】はじめまして、いぶすきー(指宿)といいます。神戸で、WEB関係の会社でディレクター兼カメラマンとして働いています。愛知県、三重県、富山県、京都、神戸と各地を転々としています。

【趣味】映画・漫画・アニメ・読書・旅行です。
自転車で北海道から富士山を縦断したことがあります。

おもしろいものを広めていきたいと思い始めました。
皆さん、どうぞよろしくお願いします^^

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