2010年12月13日
スラムドッグ$ミリオネア
運じゃなく、運命だった。
「スラムドッグ$ミリオネア」 監督:ダニー・ボイル

『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督が手掛けた社会派エンタテインメント。
トロント国際映画祭で最高賞<最優秀観客賞>を受賞したのを皮切りに、世界中の映画祭で賞を総なめ。
ある大阪で開催されたセミナーにて、経営者の方が非常に影響を受けた作品であるということで観てみました。率直な感想として、ストーリー展開もよく、映像表現も美しい、エンターテイメントとして非常におもしかったです。観終わった後、爽快な鑑賞感でした。
インドの大都市ムンバイの中にある世界最大規模のスラム、ダーラーヴィー地区で生まれ育った少年ジャマールは、テレビの人気クイズ番組(日本版『クイズ$ミリオネア』)に出演する。

そこでジャマールは数々の問題を正解していき、ついに最後の1問にまで到達した。
しかし、無学であるはずの彼がクイズに勝ち進んでいったために、不正の疑いがかけられ、警察に連行されてしまう。
そこで彼が語った、生い立ちとその背景とは…。

予告編のコピーに 「駆け抜けた人生の途中にヒントがあった」という言葉があり、まさに人生の中に、達成すべきゴールへのヒントが内在されている、ということを感じました。
主人公はスラム街で生まれ育ち、決して恵まれていません。
しかも、同じ環境で育った兄は、最終的に非望の死を遂げてしまいます。
愛するラティカという少女に想いを馳せ、日々を生きていれば、どこかで希望の光はやってくる。
そんなメッセージを感じます。

序盤での彼の生い立ちに触れ、世界には窮地に陥っている人々がたくさんいることを知る。
その中で、狭い世界の中にも、策略家によって盲目にされる悲惨な運命を辿る少年もいれば、主人公のように運命を変えるために外へ飛び出す道もある。
人生とは、運命なのかもしれない。
それでも、運命は自らの選択によって、変えることができるのかもしれない。

映画というエンターテイメントで、人の環境や運命に対して、真っ向から肯定的に仕上げた傑作です。
「スラムドッグ$ミリオネア」 監督:ダニー・ボイル

『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督が手掛けた社会派エンタテインメント。
トロント国際映画祭で最高賞<最優秀観客賞>を受賞したのを皮切りに、世界中の映画祭で賞を総なめ。
ある大阪で開催されたセミナーにて、経営者の方が非常に影響を受けた作品であるということで観てみました。率直な感想として、ストーリー展開もよく、映像表現も美しい、エンターテイメントとして非常におもしかったです。観終わった後、爽快な鑑賞感でした。
インドの大都市ムンバイの中にある世界最大規模のスラム、ダーラーヴィー地区で生まれ育った少年ジャマールは、テレビの人気クイズ番組(日本版『クイズ$ミリオネア』)に出演する。

そこでジャマールは数々の問題を正解していき、ついに最後の1問にまで到達した。
しかし、無学であるはずの彼がクイズに勝ち進んでいったために、不正の疑いがかけられ、警察に連行されてしまう。
そこで彼が語った、生い立ちとその背景とは…。

予告編のコピーに 「駆け抜けた人生の途中にヒントがあった」という言葉があり、まさに人生の中に、達成すべきゴールへのヒントが内在されている、ということを感じました。
主人公はスラム街で生まれ育ち、決して恵まれていません。
しかも、同じ環境で育った兄は、最終的に非望の死を遂げてしまいます。
愛するラティカという少女に想いを馳せ、日々を生きていれば、どこかで希望の光はやってくる。
そんなメッセージを感じます。

序盤での彼の生い立ちに触れ、世界には窮地に陥っている人々がたくさんいることを知る。
その中で、狭い世界の中にも、策略家によって盲目にされる悲惨な運命を辿る少年もいれば、主人公のように運命を変えるために外へ飛び出す道もある。
人生とは、運命なのかもしれない。
それでも、運命は自らの選択によって、変えることができるのかもしれない。

映画というエンターテイメントで、人の環境や運命に対して、真っ向から肯定的に仕上げた傑作です。
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