2010年04月29日
ホノカアボーイ
こんにちは、いぶすきーの映画ブログのお時間です

昨日は暖かい天気で、とても気持ちがよかったですね

さて、そんな暖かい季節を感じさせてくれる作品をご紹介


『ホノカアボーイ』 監督:真田敦
ひとは誰かと出会うために生きている。らしい。

ハワイ島の北、忘れられた町ホノカア。僕が出会った風と、恋と、ごはん。
同じ世界とは思えないハワイ島の美しい風景のなかで、涙がきっととまらなくなる。
人気上昇中の岡田将生と倍賞千恵子ほか豪華女優共演の癒し系ドラマ。
ハワイ島北部のホノカア村で唯一の映写技師見習いとして働く青年・レオ。

そこで少し風変わりな日系人女性・ビーさんと出会った彼は、毎日彼女の手料理をご馳走になるようになり…。
脚本は明治製菓「キシリッシュ」や、JR東日本suica「ペンギンと女の子」、大塚製薬「ポカリスエット×SMAP」など数々のCMを手掛けたCMプランナーの高崎卓馬。
監督は『いぬのえいが』の短編「ねえ、マリモ」の真田敦。
両者共に広告業界からの抜擢、確かに広告関係の方が作られたなぁーと感じる見せ方だと思いました

制作も電通ですしね。笑
脚本に関しては、まさにキャッチーとなる言葉がいくつかあって、CMのワンシーンを長編フィルムに繋ぎ合わせた印象を受けました

そういえば、上映前にファッションビルで行われたリアル空間でのユーザーとの共感型の広告が印象的です

訪れた人は作品への思いを短冊のように書いていくことができる仕組みでした

そして、何より個人的に特筆すべきことがあります

映像を担当した、今注目の女性写真家市橋織江さん


淡く優しい色彩で包むような映像

あの何ともいえぬ研ぎ澄まされた感性、あの洗練さが映像として楽しめるのはとても嬉しいです

写真家の映像といえば、蜷川実花さんの「さくらん」を思い出しますね

何はともあれ、各界のクリエイター陣のクリエイティブが総括された作品は一見の価値はあります

Posted by いぶすきー at 12:26
映画
2010年04月27日
百万円と苦虫女
こんにちは、少しお久しぶりにいぶすきーの映画ブログのお時間です
さて、もうすぐGW
気付けばもう5月ですねー
この時期になると、いわゆる5月病になって『自分探し』の旅にでも出たいなぁーと思う方もいるのではないでしょうか
そこで、今回ご紹介するのは

『百万円と苦虫女』:タナダユキ監督
タナダユキ監督の才能が全開でした。
蒼井優の配役もぴったりで、嫉妬するぐらいよかったです
鈴子は短大を卒業して就職もできずに、しかたなくアルバイト生活を送っているどこにでもいる女の子。
どうにかしてこの生活を変えようと考えている中、ひょんな事件に巻き込まれてしまう。

「百万円貯まったら、この家を出て行きます!」
と家族に宣言し、百万円を貯めるたびに次から次へと引越しをして、1人で生きて行く決心をする。
その中でも、特に印象的だったのは鈴子と中島の「自分探し」についての会話のシーン。

「自分を探したくない。探さなくても、いやでもここにいるから」
そう!そうなんですよ!
と、画面越しに激しく共感してしまいました(笑)
行く先々の街で様々な人たちと出会い、笑ったり、怒ったり、素敵な恋をしながら、自分だけの生き方を見つけてゆく女の子の旅物語。
それぞれのシーンに、様々な人たちとの世界やドラマがある。
それを色々見るのは別に「自分探し」なんかじゃない、ただのその場、その時でのプロセスと結果なのかもしれないと思いました。
監督はインタビューで「ポジティブに自分と向き合うことがよしとされる中で、全く逆の女の子を描きたかった」とのこと

自分探しについては「探すというけど、では、今いる自分は何だろうって」
監督の捉え方は、自分にとってはすごく的確だった。
こういうことを考えている人が、自分以外にもいたのか
という安心感と喜びは、この映画にしかできない価値だと思います
また、過去にインタビューで幸田文の「台所のおと」という小説が好きだと言っていたことがあって、まさに「台所のおと」のごとく、映像での描写も素晴らしかった。
こんな世界観作れたら最高ですね^^
個人的にこの映画は大好きです
モル(2001年)-で監督・脚本・主演を務め、pffグランプリ&ブリリアント賞
赤い文化住宅の初子(2007年)- 監督・脚本 原作:松田洋子
俺たちに明日はないッス(2008年)- 監督 原作:さそうあきら
もおすすめです

さて、もうすぐGW

気付けばもう5月ですねー

この時期になると、いわゆる5月病になって『自分探し』の旅にでも出たいなぁーと思う方もいるのではないでしょうか

そこで、今回ご紹介するのは

『百万円と苦虫女』:タナダユキ監督
タナダユキ監督の才能が全開でした。
蒼井優の配役もぴったりで、嫉妬するぐらいよかったです

鈴子は短大を卒業して就職もできずに、しかたなくアルバイト生活を送っているどこにでもいる女の子。
どうにかしてこの生活を変えようと考えている中、ひょんな事件に巻き込まれてしまう。

「百万円貯まったら、この家を出て行きます!」
と家族に宣言し、百万円を貯めるたびに次から次へと引越しをして、1人で生きて行く決心をする。
その中でも、特に印象的だったのは鈴子と中島の「自分探し」についての会話のシーン。

「自分を探したくない。探さなくても、いやでもここにいるから」
そう!そうなんですよ!
と、画面越しに激しく共感してしまいました(笑)
行く先々の街で様々な人たちと出会い、笑ったり、怒ったり、素敵な恋をしながら、自分だけの生き方を見つけてゆく女の子の旅物語。
それぞれのシーンに、様々な人たちとの世界やドラマがある。
それを色々見るのは別に「自分探し」なんかじゃない、ただのその場、その時でのプロセスと結果なのかもしれないと思いました。
監督はインタビューで「ポジティブに自分と向き合うことがよしとされる中で、全く逆の女の子を描きたかった」とのこと


自分探しについては「探すというけど、では、今いる自分は何だろうって」
監督の捉え方は、自分にとってはすごく的確だった。
こういうことを考えている人が、自分以外にもいたのか

という安心感と喜びは、この映画にしかできない価値だと思います

また、過去にインタビューで幸田文の「台所のおと」という小説が好きだと言っていたことがあって、まさに「台所のおと」のごとく、映像での描写も素晴らしかった。
こんな世界観作れたら最高ですね^^
個人的にこの映画は大好きです

モル(2001年)-で監督・脚本・主演を務め、pffグランプリ&ブリリアント賞
赤い文化住宅の初子(2007年)- 監督・脚本 原作:松田洋子
俺たちに明日はないッス(2008年)- 監督 原作:さそうあきら
もおすすめです

Posted by いぶすきー at 13:21
映画
2010年04月23日
カールじいさんの空飛ぶ家
こんにちは、いぶすきーの映画ブログのお時間です

邦画を中心に...と言いつつ、邦画しか書いていなかったので、今日は洋画に挑戦

最近、帰りの通勤電車の中で、うとうと寝てしまうことがよくあります

で、今日は金曜日

明日はお休みで、1日ゆっくりと家でゴロゴロとしたいなぁ、なんて

あぁ、このまま歳を取っていくのかなーと、物思いにふけてしまいます。
そんなこと考えたことありませんか

・・・いやいや、まだまだ外へ飛び出さなければ


というわけで、笑

『カールじいさんの空飛ぶ家』:アンドリュー・スタントン
人生って、最高の冒険だ。
感動が空にひろがる

2009年度、世界中で大ヒットのディズニー/ピクサー最新作

監督は『モンスターズ・インク』のアンドリュー・スタントン。
カール・フレドリクセンは78歳のおじいさん。

風船売りの仕事も引退し、亡き妻エリーとの思い出が詰まった家で、一人きりで暮らしていた。
ある日、カールはトラブルを起こし、老人ホームに強制収容されることに。
その時、彼はエリーとの「いつか南米を冒険しよう」という約束を果たすため、
人生最初で最後の冒険の旅に出ることを決意する。

そして、大切な我が家に無数の風船をつけて、家ごと旅立った。
目指すは南米の秘境、伝説の場所、パラダイスの滝!
苦々しいこれまでの生活からようやく離れられ、久しぶりに穏やかな表情を取り戻したカールだったが、空を飛んでいる家の外からドアをノックする音が。
空けてみるとそこには「お年寄りお手伝いバッジ」を手に入れて自然探検隊員のランクアップを目指す少年ラッセルがいた。

やっかいなことになった、と思いながらも、カールはパラダイスの滝を目指す。思いもよらぬ運命が待ち続けているとも知らずに・・・。
これは弟と映画館に観に行ったのですが
感動しました。
もちろん、いい歳なのでつっこめる部分は多少あったような気がします。
でも、そんな考えを飛び越えて
感動しました。
映画が終わっても、2人とも余韻に浸って、なかなか席を立てずにいたほどです。
きっと、僕らが感じたのは
いくつになっても、旅に出る理由がある。
ということでした。
なんだか少し恥ずかしいことを書いてしまいましたが、観られたらこの気持ちがわかると思います(笑)
一人になったことを契機に、一世一代の冒険へと旅立つ78歳のカールじいさん。
これまでのアニメ作品の中で、全く新しい主人公。
彼が繰り広げる冒険を通じ、果てなき可能性のある人生のすばらしさを教えてくれます。
ちなみに、元:東北楽天イーグルス監督 野村克也氏(74歳...!!)がプロモーション監督に就任
したことでも話題になりました

さぁて、休日はどこへ旅に出ましょうか...

Posted by いぶすきー at 12:50
映画
2010年04月22日
重力ピエロ
こんにちは、いぶすきーの映画ブログのお時間です

最近、「家族」に関する残念なニュースが多いように感じます

そこで、今回は「家族」をテーマにご紹介。

『重力ピエロ』監督:森淳一
連続放火事件に隠された家族の真実ー衝撃の感動ミステリー
原作は伊坂幸太郎、発行部数122万部突破、第129回直木賞候補作品、第57回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補作品、第1回本屋大賞ノミネート作品、2004年版このミステリーがすごい!第3位。

物語の核となる兄弟役を演じるのは
『それでもボクはやってない』など、今の日本映画界になくてはならない存在の加瀬亮
『天然コケッコー』以降『魔法遣いに大切なこと』『ハルフウェイ』など出演作が目白押しの岡田将生
監督は『Laundry ランドリー』で高い評価を得た森淳一。
遺伝子研究をする兄・泉水と、自分がピカソの生まれ変わりだと思っている弟・春。
そして、優しい父と美しい母。
平穏に、そして陽気に過ごすこの家族には、過去に辛い出来事があった。
その記憶を抱えて兄弟が大人になった時、事件は始まる。

謎の連続放火事件と、火事を予見するような謎の落書き(グラフィティアート)の出現。
落書きと遺伝子暗号の奇妙なリンク。春を付け回す謎の美女と、突然街に帰ってきた男。すべての謎が解けたとき、24年前から今へと繋がる家族の"謎"が明らかになる―
数々の伏線を張りながら、絡み合ったすべての謎が解けたとき、過去から現在へとつながる家族の真実が明らかにされる。
脇を固めるキャスト陣も
吉高由里子、小日向文世、鈴木京香、岡田義徳、渡部篤郎
とかなり豪華。
それぞれのキャラクターが立っていて抜群によかったです

感動したのはラストシーン

家族とは、
たとえ、血が繋がっていなくとも、背中に背負った重力をも飛び越えてしまえるような存在
なのかもしれないなぁ、と思いました。
家族のことを思い出し、家族のことを大切に思わせてくれる作品でした

Posted by いぶすきー at 12:31
映画
2010年04月21日
地雷を踏んだらサヨウナラ
こんにちは、映画ブログのお時間です

先日、タイでロイターの村本さんの死亡が確認され、度々ニュースになっていますね

実は、自分も1年程前にタイで写真を撮っていたんです。

ちょうど当時の宿泊先が、
事件発生現場からかなり近い場所だった
のを知り

※この景色の一歩先では・・・
恐怖は目と鼻の先にあるんだなぁーと感慨深くなりました

さて、というわけで、今回ご紹介するのは

地雷を踏んだらサヨウナラ:五十嵐匠監督
地雷を踏んだら、サヨウナラだ。
70年代初頭、激動のインドシナ半島、危険を冒してまで写真を撮りに行く戦場カメラマンである一ノ瀬泰造。
最後に悪名高きクメール・ルージュ(カンボジア大量虐殺を引き起こしたポル・ポト率いる共産党勢力)支配下の遺跡(アンコールワット)の撮影に向かった彼は、そのまま帰らぬ人となった。
今では観光地化が進み、当時激しい戦争があったとは到底思えなかった。

物語では、子供たちとの交歓、べトナム美人との淡い恋、日本への一時帰国時における姉の結婚や、カンボジアでの親友の披露宴といった、ごく平穏な風景の描写がされている。
これらが親しみやすく天真爛漫なキャラクターと相まって、逆に現場の過酷さ、悲惨さを浮き立たせている。
静と動のコントラストが絶妙だった。
彼が行方を絶ったまさにその日に生まれ、制作時の年齢が享年と同じ、さらに顔まで似ているという因縁の主演となった浅野忠信が、このうえなく印象的であり、浅野忠信はこの作品によって一躍時の人になったのかもしれない。
そういえば昔、こんな話を聞いたことがある。
戦場カメラマンの人が
「私達の仕事が戦場の写真を撮ることです。そして、私達の仕事の夢は、仕事が無くなることです」
と。
戦争の現実を伝える戦場カメラマンもいるとは思うが、彼は全く違うタイプだったのではないかと思います。
彼を突き動かしたのは、単なる好奇心だったのかもしれません。
しかし、戦争の悲惨さだけは現実にあって、その背後に死が見え隠れする。

作品:無題
死ぬ覚悟のない者まで、死ななくてはならない戦争。
観た人は、きっと何かを考えさせられると思います。
一度は見ておいてほしい作品です。
-タイ・バンコクでの軍・警察部隊とデモ隊との衝突で、ロイター日本法人「トムソン・ロイター・マーケッツ」(東京都港区)は11日未明、日本支局社員でテレビカメラマンの村本博之さん(43)の死亡を確認したと発表-
http://mainichi.jp/select/today/news/20100412k0000m030050000c.html
Posted by いぶすきー at 12:41
映画
2010年04月20日
虹の女神
こんにちは、少しご無沙汰、いぶすきーの映画ブログのお時間です^^
今朝は雨が降っていて、なんだか憂鬱
でも、雨上がりの青空と虹はとても美しいものです
・・・というわけで(なんだかこじつけくさいですが笑)

『虹の女神』熊澤尚人監督
2006年10月28日、全国東宝系にて公開。
監督は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人、『花とアリス』の岩井俊二がプロデュースを手掛け、市原隼人と上野樹里主演で贈る青春ラブストーリー。
熊澤監督といえば、岡田准一・麻生久美子主演の『おと・な・り』で大ブレイク。
だいぶ初期の作品で、ビデオレンタル店では置いていないところもありそうですが・・・これはいいですよ!
【ストーリー】
映像制作会社で働く智也は、ある日、大学時代の友人、あおいが飛行機事故によって、アメリカで命を落とした事を知る。
2人の出会いは、最悪だった。
あおいと同じレコード店でバイトをしている女の子に近づくために、彼女の友人であるあおいに智也が声をかけたのである。 大学の映画研究会に所属するあおいは、自分が撮影する映画のフィルム代欲しさに、智也の恋のキューピット役を引き受ける。

結局、智也はあっけなく失恋したが、何故かあおいが監督となって製作している作品、『THE END OF THE WORLD』に主な俳優として無理やり出演させられることになった。
大学卒業後、映像制作会社に入社したあおいは、アメリカに映像の勉強のために留学する事を決意する。
一方、大学卒業後、就職できずにいた智也は、あおいの紹介で、あおいと同じ映像制作会社で働くようになるが、智也を慕うあおいを引き留めることなく、あおいをアメリカへ送り出す。
そして、ある時、智也がふと空を見上げると、いつかどこかで見た、不思議な虹が出ていた。
あおいの告別式の日、大学時代に撮った『THE END OF THE WORLD』の上映会が行われる事に・・・。
主演の市原隼人と上野樹里のやり取りが演技とは思えないぐらい自然体でよかった。
妹役の蒼井優もよく、セリフもいい。
確か実年齢では上野が年下だが、蒼井優は本当に何でもできてしまう天才だなぁと思った。
好きなシーンは、“一万円札のリング”をはめ込むふたりを捉えたカメラが足元から地面にパンすると水溜りに虹が写っているシーン。この辺りはなんとなく岩井俊二っぽいなぁと。
タイトルにもある通り、まさに主演の上野は虹のような存在。
きっと、虹って近くで見てもよく見えなくて、遠くにいると七色に見える。
本当に大切な人は、意外と虹のように身近にいるけど、それに気付かずに月日と共にいつか消えてしまうかもしれない。
そんなことを本作から教えてもらった気がします。

蛇足ですが、撮影の舞台となったのは成城大学のキャンパス。
これは監督の熊澤が成城大学(経済学部)出身であることと、自身が各大学のキャンパスをくまなく回った結果「この映画のロケは成城大学しか考えられない」と思ったからだそうです。
自分の大学で映画製作って、ちょっと憧れますね^^笑
今朝は雨が降っていて、なんだか憂鬱

でも、雨上がりの青空と虹はとても美しいものです

・・・というわけで(なんだかこじつけくさいですが笑)

『虹の女神』熊澤尚人監督
2006年10月28日、全国東宝系にて公開。
監督は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人、『花とアリス』の岩井俊二がプロデュースを手掛け、市原隼人と上野樹里主演で贈る青春ラブストーリー。
熊澤監督といえば、岡田准一・麻生久美子主演の『おと・な・り』で大ブレイク。
だいぶ初期の作品で、ビデオレンタル店では置いていないところもありそうですが・・・これはいいですよ!
【ストーリー】
映像制作会社で働く智也は、ある日、大学時代の友人、あおいが飛行機事故によって、アメリカで命を落とした事を知る。
2人の出会いは、最悪だった。
あおいと同じレコード店でバイトをしている女の子に近づくために、彼女の友人であるあおいに智也が声をかけたのである。 大学の映画研究会に所属するあおいは、自分が撮影する映画のフィルム代欲しさに、智也の恋のキューピット役を引き受ける。

結局、智也はあっけなく失恋したが、何故かあおいが監督となって製作している作品、『THE END OF THE WORLD』に主な俳優として無理やり出演させられることになった。
大学卒業後、映像制作会社に入社したあおいは、アメリカに映像の勉強のために留学する事を決意する。
一方、大学卒業後、就職できずにいた智也は、あおいの紹介で、あおいと同じ映像制作会社で働くようになるが、智也を慕うあおいを引き留めることなく、あおいをアメリカへ送り出す。
そして、ある時、智也がふと空を見上げると、いつかどこかで見た、不思議な虹が出ていた。
あおいの告別式の日、大学時代に撮った『THE END OF THE WORLD』の上映会が行われる事に・・・。
主演の市原隼人と上野樹里のやり取りが演技とは思えないぐらい自然体でよかった。
妹役の蒼井優もよく、セリフもいい。
確か実年齢では上野が年下だが、蒼井優は本当に何でもできてしまう天才だなぁと思った。
好きなシーンは、“一万円札のリング”をはめ込むふたりを捉えたカメラが足元から地面にパンすると水溜りに虹が写っているシーン。この辺りはなんとなく岩井俊二っぽいなぁと。
タイトルにもある通り、まさに主演の上野は虹のような存在。
きっと、虹って近くで見てもよく見えなくて、遠くにいると七色に見える。
本当に大切な人は、意外と虹のように身近にいるけど、それに気付かずに月日と共にいつか消えてしまうかもしれない。
そんなことを本作から教えてもらった気がします。

蛇足ですが、撮影の舞台となったのは成城大学のキャンパス。
これは監督の熊澤が成城大学(経済学部)出身であることと、自身が各大学のキャンパスをくまなく回った結果「この映画のロケは成城大学しか考えられない」と思ったからだそうです。
自分の大学で映画製作って、ちょっと憧れますね^^笑
Posted by いぶすきー at 12:43
映画
2010年04月16日
サマーウォーズ
こんにちは、お昼休みにおすすめ映画をお届け
いぶすきーの映画ぶろぐのお時間です^^笑
最近肌寒い日が続いておりますが(札幌の友人が本当に雪降ったと言うてましたが笑)
いや、しかし、夏が早く来てほしいー!と思う今日この頃です
さて、そんな夏を感じるこの作品!

サマーウォーズ:細田守監督
2009年。
夏を多いに盛り上げ、大ヒットロングランを達成。
『時をかける少女』の細田守監督が放つ、劇場アニメーションの最新作『サマーウォーズ』。

細田守監督といえば、『時をかける少女』で一躍脚光を浴びましたが、1999年には『劇場版デジモンアドベンチャー』の監督に抜擢、これは一見の価値があります
追記ですが、同年、次代を担う若手監督を探していた宮崎駿により『ハウルの動く城』の監督に選ばれて、スタジオジブリに出向しています。
しかし細田版『ハウルの動く城』は制作途中で諸事情により製作中止となったというエピソードも。
というのも、宮崎さん曰く「君のような人間を(ジブリに)入れると、かえって君の才能を削ぐと考えて、入れるのをやめた」との話が・・・。
いずれにせよ、これらの経緯があって『サマーウォーズ』のような名作が生まれたと思うと、ロマンがありますね
作品ひとつとっても、制作のエピソード等を知っていくことで、映画の楽しみが格段と増していきます
キャラクターデザイン・貞本義行、脚本・奥寺佐渡子など『時をかける少女』のスタッフが再結集。
貞本さんといえば、エヴァンゲリオンのキャラクターデザインで有名で、貞本義行コレクションとしてフィギュアも発売されています

ふとした事から片田舎の大家族に仲間入りした少年が、突如世界を襲った危機に対して戦いを挑む物語。
主人公はちょっと弱気で人付き合いも苦手な、17才の理系少年。
高校2年の夏休み、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、憧れの先輩、夏希にアルバイトを頼まれます。

二人が辿りついた先は、長野にある彼女の田舎。そこにいたのは総勢27人の大家族。夏希の曾祖母・栄は、室町時代から続く戦国一家・陣内家の当主であり、一族を束ねる大黒柱だ。
栄の誕生日を祝うために集った、個性豊かな「ご親戚」の面々。そこで健二は突然、夏希から「フィアンセのフリをして」と頼まれてしまう。

栄のためにと強引に頼み込まれ、数日間の滞在をすることになった健二。賑やかな親戚の面々に気圧されながら、必死に「フィアンセ」の大役を果たそうと奮闘するのだった。
そしてその夜、彼の携帯に謎の数字が連なったメールが届く。数学が得意な健二はその解読に夢中になるのだが…
翌朝、世界は大きく一変していた。健二を騙る何者かが、世界を混乱に陥れていたのだ。
「私たち一家でカタをつけるよ!」
栄の号令のもと、健二と夏希、そして陣内家の面々が、一致団結して世界の危機に立ち向かう!
≪CAST & STAFF≫
神木 隆之介/桜庭 ななみ/富司純子/谷村美月/斎藤歩 ほか
監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクターデザイン:貞本義行
作画監督:青山浩行
美術:武重洋二
音楽:松本晃彦
アクション作画監督:西田達三
音楽:松本晃彦
主題歌:山下達郎「僕らの夏の夢」(ワーナーミュージック・ジャパン)
アニメーション制作:マッドハウス
日本テレビ放送網・マッドハウス 提携作品
製作:角川書店 ドリームパートナーズ ワーナー・ブラザース映画 読売テレビ放送 バップ
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督インタビューはこちらから!なかなか興味深い内容です^^
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090723_summer_wars_interview/
暑い夏に向けて、サマーウォーズ観て盛り上がっていきましょうー
おすすめです

いぶすきーの映画ぶろぐのお時間です^^笑
最近肌寒い日が続いておりますが(札幌の友人が本当に雪降ったと言うてましたが笑)
いや、しかし、夏が早く来てほしいー!と思う今日この頃です

さて、そんな夏を感じるこの作品!

サマーウォーズ:細田守監督
2009年。
夏を多いに盛り上げ、大ヒットロングランを達成。
『時をかける少女』の細田守監督が放つ、劇場アニメーションの最新作『サマーウォーズ』。

細田守監督といえば、『時をかける少女』で一躍脚光を浴びましたが、1999年には『劇場版デジモンアドベンチャー』の監督に抜擢、これは一見の価値があります

追記ですが、同年、次代を担う若手監督を探していた宮崎駿により『ハウルの動く城』の監督に選ばれて、スタジオジブリに出向しています。
しかし細田版『ハウルの動く城』は制作途中で諸事情により製作中止となったというエピソードも。
というのも、宮崎さん曰く「君のような人間を(ジブリに)入れると、かえって君の才能を削ぐと考えて、入れるのをやめた」との話が・・・。
いずれにせよ、これらの経緯があって『サマーウォーズ』のような名作が生まれたと思うと、ロマンがありますね

作品ひとつとっても、制作のエピソード等を知っていくことで、映画の楽しみが格段と増していきます

キャラクターデザイン・貞本義行、脚本・奥寺佐渡子など『時をかける少女』のスタッフが再結集。
貞本さんといえば、エヴァンゲリオンのキャラクターデザインで有名で、貞本義行コレクションとしてフィギュアも発売されています


ふとした事から片田舎の大家族に仲間入りした少年が、突如世界を襲った危機に対して戦いを挑む物語。
主人公はちょっと弱気で人付き合いも苦手な、17才の理系少年。
高校2年の夏休み、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、憧れの先輩、夏希にアルバイトを頼まれます。

二人が辿りついた先は、長野にある彼女の田舎。そこにいたのは総勢27人の大家族。夏希の曾祖母・栄は、室町時代から続く戦国一家・陣内家の当主であり、一族を束ねる大黒柱だ。
栄の誕生日を祝うために集った、個性豊かな「ご親戚」の面々。そこで健二は突然、夏希から「フィアンセのフリをして」と頼まれてしまう。

栄のためにと強引に頼み込まれ、数日間の滞在をすることになった健二。賑やかな親戚の面々に気圧されながら、必死に「フィアンセ」の大役を果たそうと奮闘するのだった。
そしてその夜、彼の携帯に謎の数字が連なったメールが届く。数学が得意な健二はその解読に夢中になるのだが…
翌朝、世界は大きく一変していた。健二を騙る何者かが、世界を混乱に陥れていたのだ。
「私たち一家でカタをつけるよ!」
栄の号令のもと、健二と夏希、そして陣内家の面々が、一致団結して世界の危機に立ち向かう!
≪CAST & STAFF≫
神木 隆之介/桜庭 ななみ/富司純子/谷村美月/斎藤歩 ほか
監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクターデザイン:貞本義行
作画監督:青山浩行
美術:武重洋二
音楽:松本晃彦
アクション作画監督:西田達三
音楽:松本晃彦
主題歌:山下達郎「僕らの夏の夢」(ワーナーミュージック・ジャパン)
アニメーション制作:マッドハウス
日本テレビ放送網・マッドハウス 提携作品
製作:角川書店 ドリームパートナーズ ワーナー・ブラザース映画 読売テレビ放送 バップ
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督インタビューはこちらから!なかなか興味深い内容です^^
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090723_summer_wars_interview/
暑い夏に向けて、サマーウォーズ観て盛り上がっていきましょうー

おすすめです

Posted by いぶすきー at 12:44
劇場版アニメ
2010年04月15日
サヨナラCOLOR
こんにちは、いぶすきー映画ぶろぐのお時間です
さて、今回ご紹介するのは

サヨナラCOLOR:竹中直人
4月と言えば、別れと出会いの入り混じる季節
サクラも散り始め、なんとなく”サヨナラ”の寂しさを感じている人もいるのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたのがこの作品
2006年、4年振りに監督に復帰した『東京日和』の竹中直人が、共演に原田知世を迎えて贈る恋愛ドラマ。
SUPER BUTTER DOGの同名曲をもとに、バンドと親交のある竹中直人が自らメガホンを熱望し制作されたました。
海岸沿いの病院の医師・佐々木のもとに偶然、高校時代の同級生の未知子が入院した。懐かしい思いが蘇る佐々木とはウラハラに、未知子は彼のことを思い出せない。
病状は芳しくなく、彼女の恋人の雅夫は入院中の彼女を思いやることもなく、気持ちが沈んでしまいそうな毎日だったが、陽気な佐々木のおかげで入院生活は楽しいものになった。心の距離が縮まっていく佐々木と未知子。しかし、彼には秘密があった…。

さすが竹中直人だけあって、内村光良、中島みゆきらをはじめとする曲者たちが脇をかため
谷中敦・大森はじめ(東京スカパラダイスオーケストラ)、BIKKE(TOKYO No.1 SOUL SET/ナタリーワイズ)、原田郁子(クラムボン)、北川悠仁(ゆず)、今は亡き忌野清志郎、スチャダラパーらのアーティストも出演し話題となった。

ストーリーはスローテンポに進み、日本的映画の良さが滲み出ていた。音楽の使い方や小ネタもほどよく、観ていておだやかな気持ちになる。
生きていれば幾度となく経験するだろう「さよなら」の時、いつか味わったさよならを思い出し、観衆は涙するだろう。
個人的に印象的だったのは
「サヨナラからはじまることが、たくさんあるんだよ」
というセリフ。
誰にでも訪れる「死」、死を悟ることで、伝えたい想いを伝えることができた。
それはきっと誰にでもやってくることで、最愛の人かもしれないし、自分かもしれないし、友達かもしれない。
いずれにしても、そんな時にどう振る舞い、どう生きていくかを考えさせらました。
いつかやってくるかもしれない時まで、日々を大切に生きねばならないなぁーと思いました。
エンディングで、色が褪せていくシーンがいたく身に沁みます
一度、観てみてほしい映画です。
昨年(2009年)の8月1日(土)より最新作『山形スクリーム』が公開され、こちらも見逃せないです

さて、今回ご紹介するのは

サヨナラCOLOR:竹中直人
4月と言えば、別れと出会いの入り混じる季節

サクラも散り始め、なんとなく”サヨナラ”の寂しさを感じている人もいるのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたのがこの作品

2006年、4年振りに監督に復帰した『東京日和』の竹中直人が、共演に原田知世を迎えて贈る恋愛ドラマ。
SUPER BUTTER DOGの同名曲をもとに、バンドと親交のある竹中直人が自らメガホンを熱望し制作されたました。
海岸沿いの病院の医師・佐々木のもとに偶然、高校時代の同級生の未知子が入院した。懐かしい思いが蘇る佐々木とはウラハラに、未知子は彼のことを思い出せない。
病状は芳しくなく、彼女の恋人の雅夫は入院中の彼女を思いやることもなく、気持ちが沈んでしまいそうな毎日だったが、陽気な佐々木のおかげで入院生活は楽しいものになった。心の距離が縮まっていく佐々木と未知子。しかし、彼には秘密があった…。

さすが竹中直人だけあって、内村光良、中島みゆきらをはじめとする曲者たちが脇をかため
谷中敦・大森はじめ(東京スカパラダイスオーケストラ)、BIKKE(TOKYO No.1 SOUL SET/ナタリーワイズ)、原田郁子(クラムボン)、北川悠仁(ゆず)、今は亡き忌野清志郎、スチャダラパーらのアーティストも出演し話題となった。

ストーリーはスローテンポに進み、日本的映画の良さが滲み出ていた。音楽の使い方や小ネタもほどよく、観ていておだやかな気持ちになる。
生きていれば幾度となく経験するだろう「さよなら」の時、いつか味わったさよならを思い出し、観衆は涙するだろう。
個人的に印象的だったのは
「サヨナラからはじまることが、たくさんあるんだよ」
というセリフ。
誰にでも訪れる「死」、死を悟ることで、伝えたい想いを伝えることができた。
それはきっと誰にでもやってくることで、最愛の人かもしれないし、自分かもしれないし、友達かもしれない。
いずれにしても、そんな時にどう振る舞い、どう生きていくかを考えさせらました。
いつかやってくるかもしれない時まで、日々を大切に生きねばならないなぁーと思いました。
エンディングで、色が褪せていくシーンがいたく身に沁みます

一度、観てみてほしい映画です。
昨年(2009年)の8月1日(土)より最新作『山形スクリーム』が公開され、こちらも見逃せないです

Posted by いぶすきー at 13:04
映画
2010年04月13日
トウキョウソナタ
こんにちは、昨日は久しぶりに大雨でしたねー
雨のあとの晴れた天気はとても気持ちがいいものですね
さて、今回ご紹介するのは

『トウキョウソナタ』黒澤清監督
ボクんち、不協和音。
巨匠・黒沢清の新たなる境地が、世界中から大絶賛の家族映画。
カンヌ国際映画祭「ある視点」部門・審査員賞受賞!
(受賞前のニュースですが・・・。)
本当に、すごい領域の作品でした
お父さんも、お母さんも、お兄ちゃんも、そしてボクも――みんなナイショの秘密をもっている。
舞台はトウキョウ。線路沿いの小さなマイホームで暮らす四人家族のものがたり。
リストラされたことを家族に言えないお父さん。ドーナツを作っても食べてもらえないお母さん。
アメリカ軍に入隊するお兄ちゃん。こっそりピアノを習っている小学六年生のボク。
何もおかしいものなんてなかったはずなのに、気づいたら家族みんながバラバラになっていた。
いったい、ボクの家で何が起こっているのだろう?
香川照之、小泉今日子の演技が本当に素晴らしかった。

監督のインタビューにもあったのですが、香川照之は軽蔑の対象となる父親を見事に演じきっていて、強さの裏側に人間の脆さや弱さ、虚勢を張るところまで感じさせるすごい役者さんです。
息子との喧嘩のシーンは思わず唸ってしまうし、時間と共に崩れゆく姿も見事だった。
小泉今日子が
「お母さん役も、たまにはいいのよ」
というセリフも印象的で、自我を押し殺してまで家族の母親役を続けている姿勢は胸に響くものがあった。
時々遠くを見て、寂しくも可憐な姿に、思わず息をのんでしまった。
エンディングの、監督がインタビューで話す理屈を超えた希望の片鱗、これは見てよかったと心から言えます!
公開時期が2008年9月で、思えばこの頃はリーマンショックや100年に一度の不況だーとニュースになっていた頃。
改めて、その時代を象徴する作品ではないでしょうか?
一見の価値あります

雨のあとの晴れた天気はとても気持ちがいいものですね

さて、今回ご紹介するのは

『トウキョウソナタ』黒澤清監督
ボクんち、不協和音。
巨匠・黒沢清の新たなる境地が、世界中から大絶賛の家族映画。
カンヌ国際映画祭「ある視点」部門・審査員賞受賞!
(受賞前のニュースですが・・・。)
本当に、すごい領域の作品でした

お父さんも、お母さんも、お兄ちゃんも、そしてボクも――みんなナイショの秘密をもっている。
舞台はトウキョウ。線路沿いの小さなマイホームで暮らす四人家族のものがたり。
リストラされたことを家族に言えないお父さん。ドーナツを作っても食べてもらえないお母さん。
アメリカ軍に入隊するお兄ちゃん。こっそりピアノを習っている小学六年生のボク。
何もおかしいものなんてなかったはずなのに、気づいたら家族みんながバラバラになっていた。
いったい、ボクの家で何が起こっているのだろう?
香川照之、小泉今日子の演技が本当に素晴らしかった。

監督のインタビューにもあったのですが、香川照之は軽蔑の対象となる父親を見事に演じきっていて、強さの裏側に人間の脆さや弱さ、虚勢を張るところまで感じさせるすごい役者さんです。
息子との喧嘩のシーンは思わず唸ってしまうし、時間と共に崩れゆく姿も見事だった。
小泉今日子が
「お母さん役も、たまにはいいのよ」
というセリフも印象的で、自我を押し殺してまで家族の母親役を続けている姿勢は胸に響くものがあった。
時々遠くを見て、寂しくも可憐な姿に、思わず息をのんでしまった。
エンディングの、監督がインタビューで話す理屈を超えた希望の片鱗、これは見てよかったと心から言えます!
公開時期が2008年9月で、思えばこの頃はリーマンショックや100年に一度の不況だーとニュースになっていた頃。
改めて、その時代を象徴する作品ではないでしょうか?
一見の価値あります

Posted by いぶすきー at 12:41
映画
2010年04月12日
めがね

『めがね』荻上直子監督
何が自由か、知っている。
こんな世界があったらいいのに!
をほんとに作っちゃった感じです^^
記念すべき映画ブログ1本目は、春の訪れとこれから「自由」な感じで書いていきたいということで選びました^^
『かもめ食堂』の荻上直子監督が、再び小林聡美主演で描くヒューマンドラマ。2007年9月より全国公開され、大ヒットとなった本作は、『かもめ食堂』同様に、ゆっくりと心地よく気持ちいい時間が流れていく。
春、この世界のどこかにある南の海辺。
人生の一瞬にふと立ち止った女性が、訪れた場所に流れるのどかな時間と、そこで出会う人々との奇妙なふれあいを通じて、日常の中で忘れていた何かを取り戻していきます。

南の島の小さな街。
プロペラ機でこの地に降り立ったタエコはハマダという宿泊施設にやってきた。宿の主人はユージ。ほか高校教師のハルナや海辺でかき氷屋を開くサクラが、この宿に出入りしている。タエコは観光をしようと名所を聞くが「ここは観光する場所はない。たそがれるだけです」と説明される。
ただ、たそがれるだけ、まさに自由だ!
「めがね」のなかにきっとみつかるあなただけの海で、心ゆくまでたそがれどきを過ごすことができると思います。
荻上監督は「映画の本質はアメリカにある」って単身渡米した経験の持ち主。
これは、もしかしたら映画じゃないと作ることが出来ない、映画本来のよさを全うしているのかもしれないと思いました

共演はもたいまさこ、光石研。市川実日子、加瀬亮など、脇役陣も豪華。
近日レンタル開始の『プール』もチェックしたい

ベルリン国際映画祭 パノラマ部門正式出品
サンダンス国際映画祭、コンペティション部門正式出品。
Posted by いぶすきー at 12:32
映画
2010年04月09日
映画ぶろぐ始めました。
はじめまして、新神戸人のいぶすきーといいます^^
新神戸人といいますのは、この度神戸に住むことになりました
家は三田、オフィースは新長田です
趣味は映画を観ることで、新旧とわずいい映画を発掘しています
ko-coでは、そんな僕の”発見”
を書いていきたいと思います
これからよろしくお願いします。
新神戸人といいますのは、この度神戸に住むことになりました

家は三田、オフィースは新長田です

趣味は映画を観ることで、新旧とわずいい映画を発掘しています
ko-coでは、そんな僕の”発見”
を書いていきたいと思います

これからよろしくお願いします。
Posted by いぶすきー at 20:27
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