2011年02月11日
森村泰昌企画展、鑑賞。兵庫県立美術館へ行ってきました

2月11日、兵庫県立美術館へ行ってきました。
JR灘駅から歩いて10分程で、三宮から割と近いのでアクセスもよいです。
建築家安藤忠雄氏によるデザインで、モダンで開放的な場所でした。
今回のお目当ては、森村泰昌氏の企画展!
「なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術」というテーマでした。
自らが、三島由紀夫やヒトラーなどの歴史上の人物になりきって撮影。
率直な感想として、行ってよかったです。
忘れていた大事なことを思い出させてくれました。
関西を拠点に活動する美術家、森村泰昌氏が、歴史上の人物に自らふんして撮影した作品展「森村泰昌 なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術」(産経新聞社など主催)が18日、神戸市中央区の兵庫県立美術館で開幕した。
今回は、物理学者のアインシュタインや作家の三島由紀夫、画家のピカソら、20世紀に活躍した偉人に森村氏が自らふんして撮影したセルフポートレートや映像など約43点を展示した。
開会式には森村氏も出席し、「物言わぬ写真からメッセージを読み取り、改めて20世紀に思いを巡らせてほしい」とあいさつした。
4月10日まで。一般1200円、大学生900円、高校生と65歳以上は600円。中学生以下無料。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110118/art11011812230042-n1.htm
三島由紀夫やピカソ…よく見れば森村泰昌 兵庫県立美術館で写真展
2011.1.18 12:18 より
個人的に、三島由紀夫を題材にした映像作品が印象的でした。
静聴せよ!の一言から、過激な演説に始まり、ラストシーンでの無関心な大衆…。
芸術や思想・言説がいかに受け流されているか。
現代の政治やコマーシャリズムへの批評眼が失われているか。
しばらく、その場を立てない程の衝撃と同時に、妙な高揚感を与えてくれました。
いつか読んだ「若きサムライのために」のことを思い出しました。

今読んでも色褪せない、先見性に溢れた刺激的な内容です。
社会に対する真の批評眼・芸術の矛先を思い出させてくれ、明日からの創造に励めそうです。
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