2010年05月31日
イージーライダー
「アメリカ人は自由を証明するためなら殺人も平気だ。
個人の自由についてはいくらでもしゃべるが、自由な奴を見るのは怖いんだ・・・」
こんにちは、映画ブログです。
今朝のニュースはとてもショックでした・・・
ちくしょー!

■「イージー・ライダー」ホッパーさん死去
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100531-636058.html
大学に入って、大事な友人2人に薦められた思い出深い作品。

イージーライダー 監督:デニス・ホッパー
その友人は、大学に入ってからあまり馴染めず
なんとなく学校の雰囲気に違和感を感じていました。
自由って、何やろうなー。
観終わった後、なんだか不思議な気持ちになったことを今でも鮮明に覚えています。
メキシコからロサンゼルスへのコカインの密輸で大金を得たワイアット(キャプテン・アメリカ)とビリー。
金をフルカスタムされたハーレー・ダビッドソンのタンク内に隠し、カリフォルニアからマルディグラ(謝肉祭)の行われるニューオリンズ目指して旅に出る。

農夫の家でランチをご馳走になったり、ヒッチハイクをしていたヒッピーを拾って彼らのコミューンへ立ち寄ったりと気ままな旅を続ける2人。
しかし旅の途中、無許可で祭りのパレードに参加したことを咎められ留置場に入れられる。
そこで二人は弁護士ハンセンと出会い、意気投合する。
そして、ハンセンの口利きで釈放された2人は、ハンセンと共にニューオリンズに向けての旅を続ける。
しかし、「自由」を体現する彼らは行く先々で沿道の人々の思わぬ拒絶に遭い、ついには殺伐としたアメリカの現実に直面する。

名優ヘンリー・フォンダの息子ピーター・フォンダが、親友デニス・ホッパーとともに作った斬新なロードムービー。
制作秘話も収録されていて、観ているだけでワクワクします

作品の構想は、馬をオートバイに乗り換えたガンマンの物語。
ベトナム戦争、人種問題など、悩める大国アメリカの姿を、若者の視点から余すところなく描ききった。
当時、劇中で登場していたマリファナは本物を使用していた。
今思えば、あのリアリティは、リアルそのものだった。
オールロケしたラズロ・コバックスによる撮影と、同時録音によるセリフのリアルさもすばらしい。
そしてステッペンウルフ、ザ・バンド、ジミ・ヘンドリックスらの名曲を使用。
当時としては、初めてロック音楽だけで映画音楽を構成した、画期的な作品でもある。
悲しみに浸るよりも、もっとたくさんの方にこの映画を観てほしいと思います。
ぜひ、一度観てみてほしい作品です

Posted by いぶすきー at 13:02
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