2011年01月16日
かもめ食堂

「かもめ食堂」 監督:荻上直子
サチエ(小林聡美)はフィンランドの都市、ヘルシンキで「かもめ食堂」という名の日本食の小さな店を営んでいる。

ある日カフェにやってきた日本かぶれの青年に「ガッチャマンの歌の歌詞」を質問されるが、思い出せず悶々としていると、町の書店で背の高い日本人女性ミドリ(片桐はいり)を見かける。
もしや、と思い試しに
「ガッチャマンの歌詞を教えて下さい!」
と話しかけると、見事に全歌詞を書き上げるではないか。 旅をしようと世界地図の前で目をつぶり、指した所がフィンランドだった…
というミドリに「何かを感じた」サチエは、彼女を家に招き入れ、やがて食堂で働いてもらう事に。
一方、マサコ(もたいまさこ)は両親の看護という人生の大役を務め終え、息抜きにフィンランドにたどり着いたものの、手違いで荷物が紛失してしまう。

航空会社が荷物を探す間にかもめ食堂へとたどりつく。
生い立ちも性格も年齢も違う3人の女性が、奇妙な巡り合わせでかもめ食堂に集まった…。
この映画は日常に疲れた時にみると癒してくれます。
個性的な面々がフィンランドのヘルシンキを舞台に、のんびりゆったりとした交流を繰り広げていきます。
日本初のオールフィンランドロケで話題を呼びました。
この映画を観て、北欧に憧れた方も多いのではないでしょうか。
フィンランドには、スペインに行った時に空港を通ったことがあります。


こちらはフィンランドのキオスク(?)です。

映画を観ると行ってみたくなりますね。
いつか行きたいところです。
出演者が魅力的で、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこのトリプル主演。
監督は『バーバー吉野』や『恋は五・七・五!』や『めがね』の荻上直子。
荻上監督は、千葉工業大学を出て、アメリカに渡りました。
原作は群ようこが本作のために書き下ろし。
まさに、女性による、女性のための映画です。
最近、小林聡美さんの「ワタシは最高にツイている」を読みました。
とても自然体で、毎日の暮らしが少しだけ楽しくみえてきます。
女優や芸能人の方のエッセイって、少し苦手なんですよね。
贅沢な暮しぶりや有名人との交流に関する内容が多くて、うんざりしていまいます(笑)
日常の様子ですが、フィンランドという場所が非日常的。
意気揚々としたアクション映画や青春映画もいいですが、かもめ食堂」のような映画をたまに観たくなるのです。
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