2010年06月28日
沢尻エリカ、衝撃のスキンヘッドを披露 メイド服から男装まで

メイド服やシスター、男装姿など披露する沢尻エリカ、写真集で“101変化”
女優・沢尻エリカの101通りにわたる姿を収めた写真集『100+1 ERIKAS』(朝日出版社)が7月1日に発売される。アートディレクター・タナカノリユキ氏が発表した作品を1冊にまとめたもので、沢尻はメイド服やシスター、女子高生など様々な姿に大変身。さらには衝撃的な“スキンヘッド姿”まで披露している。
同写真集は、東京都現代美術館の企画展(2007年~08年開催)で展示されたタナカノリユキ氏の作品「100 ERIKAS」に、沢尻が「たかの友梨ビューティクリニック」の新CMで披露したセミヌード姿を加えた101バージョンの“沢尻エリカ”を収録。妖怪、老女などまるで別人かのようなカットもあり、これらはCG合成を一切使わず全て特殊メイクを施して撮影された。
ゴージャスからセクシー、一転してあどけない表情など1ページごとに沢尻のイメージが変化する見ごたえのある1冊となっている。
ORICON STYLE - 06月28より引用
このニュースにはビックリしました。
写真をみて、夏目雅子の「三蔵法師」を思い出した方もいたのでは?

そもそもタナカノリユキ氏がこのような試みに挑戦したことにも驚きます。
ユニクロのクリエイティブディレクターとしても知られ、着る「人」にフォーカスをあてたドキュメンタリータッチでのCMシリーズは記憶に新しいです。
CMみて感心したのは、対象が子供から大人まで、老若男女問わないことでした。
広告を作るうえで、対象者をいかに絞り込むか、というのがひとつのポイントになるケースが多い中
広い層に一貫したブランドイメージを定着させたのは見事というほかありません。
まぁともあれ、高城氏との騒動にしろ、えらいことになってますね(笑)

個人的に、高城氏の知名度もあれ、彼の著作がなかなか秀逸なので、ぜひ一読してみてほしいところ。
特に、『ヤバイぜっ!デジタル日本』集英社新書 2006年 『オーガニック革命』集英社新書 2010年
はすばらしい完成度。


できれば片方だけではなく、デジタルからオーガニックへと氏の価値観の変化を辿って読み進めるのがおすすめです。
前者は、いわば”DJ”として肌身で感じていた「スタイル」、例えばI-PODのように誰もが好きな音楽を持ち歩いて好きな時に聴くというスタイルを、今後はもっと台頭していくのではないか?という話。
後者は、これからの時代はオーガニック、オーガニックという価値観であると進言。
かつてこの街の路上からパンクやニューウェーブが生まれたように、21世紀のロンドンの路上からは「オーガニック」というムーブメントが広がっていったように。
単なる健康食ブームではなく、20世紀的資本主義からの解放を希求する「運動」であるとしました。
本2冊分を要約しまくったので、多少乱暴な文章ですが、詳しくは本でお願いします(笑)
そもそも、ハイパーメディア・クリエイターという謎の肩書きですが、これは在学時に新聞記者が勝手に命名しただけのもの。
巷で、「一体なんだ、ハイパーメディア・クリエイターって?」
という話を聞くことがあるのですが、果たして新聞やTVの情報以外で彼の情報を知っている人はどれぐらいいるのだろうか?
DJやってったけ?という話もありますが、東映アニメーション株式会社の元社外取締役や総務省情報通信審議会専門委員の略歴のほうが印象的。
まぁさておき、沢尻エリカといえば、やはり2005年、映画『パッチギ!』で演じた「リ・キョンジャ」役の記憶が一番いい(笑)
当時、数多くの映画賞・新人賞を受賞して、まさに邦画界に彗星のごとくあらわれた天才女優!という言葉がぴったりだったような気がします。
日韓の関係性、国民性を巧みに演じ、本当にいい映画で感動しました。
それが今ではこんなことに(笑)
なんだか、ニュースひとつとっても、様々な視点から考察できる気がしませんか?
と、これが最後に言いたかったことです。
皆さんはこのニュース、どう感じましたか?
2010年06月28日
ヴァイブレータ
あたし、あなたにさわりたい

ヴァイブレータ 監督:廣木隆一
芥川賞候補にもなった、赤坂真理の同名原作を映画化した男女の孤独な物語。
自分の頭のなかに氾濫する“声”に悩まされ、アルコール依存症に陥っている31歳のルポライター玲(寺島しのぶ)は、コンビニで見かけた長距離トラック運転手の岡部(大森南朋)と関係を持ち、そのまま彼のトラックに乗り込んだ…。

「オレ、中学もまともに出て無くてサ、シンナーやって、風俗店で女の子の手配とかやってた・・・」
「ワタシ、変な声が聞こえるの。
食べ吐きって知ってる?友達の影響で、ワタシもはじめて癖になっちゃった・・・」

オープニングからのしばし続くモノローグによって、思わず一気に作品の世界にのめり込んでしまいます。
廣木隆一監督は元々ピンク映画でデビューしており、どことなくエロティックな演出に関してはピカいち。
2人の何気ない会話の先に、どこか癒しを帯びた雰囲気を感じました。
「この人が優しいのは感情ではなく本能だよ」
のセリフが個人的にすごく印象に残っています。
大森南朋の包容力と、寺島しのぶの相性が抜群でした。
主演の寺島しのぶは、本作で大胆なヌードを披露し、体当たり演技に挑んでいます。
一本の映画が役者の才能を開花させるというが、まさに本作はその代名詞ではないでしょうか。
(※下記受賞一覧有)
ストレスだらけの現代を生きるヒロインの心象が、セリフや字幕、選曲なども巧みに駆使して見事に表現されていました。
家で静かにゆっくりと鑑賞したいところ。
2003年度第77回キネマ旬報ベスト・テン受賞
【個人賞】
脚本賞:荒井晴彦
主演女優賞:寺島しのぶ
助演男優賞:大森南朋
新人女優賞:寺島しのぶ
【2003年度日本映画ベスト・テン】
第3位 ヴァイブレータ
第16回東京国際映画祭
コンペティション部門
寺島しのぶ優秀女優賞受賞
第52回マンハイム国際映画祭
特別賞受賞
第25回ナント三大陸映画祭
主演女優賞受賞
第25回ヨコハマ映画祭
作品賞、監督賞、脚本賞、
主演女優賞、助演男優賞受賞
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