2010年04月20日
虹の女神
こんにちは、少しご無沙汰、いぶすきーの映画ブログのお時間です^^
今朝は雨が降っていて、なんだか憂鬱
でも、雨上がりの青空と虹はとても美しいものです
・・・というわけで(なんだかこじつけくさいですが笑)

『虹の女神』熊澤尚人監督
2006年10月28日、全国東宝系にて公開。
監督は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人、『花とアリス』の岩井俊二がプロデュースを手掛け、市原隼人と上野樹里主演で贈る青春ラブストーリー。
熊澤監督といえば、岡田准一・麻生久美子主演の『おと・な・り』で大ブレイク。
だいぶ初期の作品で、ビデオレンタル店では置いていないところもありそうですが・・・これはいいですよ!
【ストーリー】
映像制作会社で働く智也は、ある日、大学時代の友人、あおいが飛行機事故によって、アメリカで命を落とした事を知る。
2人の出会いは、最悪だった。
あおいと同じレコード店でバイトをしている女の子に近づくために、彼女の友人であるあおいに智也が声をかけたのである。 大学の映画研究会に所属するあおいは、自分が撮影する映画のフィルム代欲しさに、智也の恋のキューピット役を引き受ける。

結局、智也はあっけなく失恋したが、何故かあおいが監督となって製作している作品、『THE END OF THE WORLD』に主な俳優として無理やり出演させられることになった。
大学卒業後、映像制作会社に入社したあおいは、アメリカに映像の勉強のために留学する事を決意する。
一方、大学卒業後、就職できずにいた智也は、あおいの紹介で、あおいと同じ映像制作会社で働くようになるが、智也を慕うあおいを引き留めることなく、あおいをアメリカへ送り出す。
そして、ある時、智也がふと空を見上げると、いつかどこかで見た、不思議な虹が出ていた。
あおいの告別式の日、大学時代に撮った『THE END OF THE WORLD』の上映会が行われる事に・・・。
主演の市原隼人と上野樹里のやり取りが演技とは思えないぐらい自然体でよかった。
妹役の蒼井優もよく、セリフもいい。
確か実年齢では上野が年下だが、蒼井優は本当に何でもできてしまう天才だなぁと思った。
好きなシーンは、“一万円札のリング”をはめ込むふたりを捉えたカメラが足元から地面にパンすると水溜りに虹が写っているシーン。この辺りはなんとなく岩井俊二っぽいなぁと。
タイトルにもある通り、まさに主演の上野は虹のような存在。
きっと、虹って近くで見てもよく見えなくて、遠くにいると七色に見える。
本当に大切な人は、意外と虹のように身近にいるけど、それに気付かずに月日と共にいつか消えてしまうかもしれない。
そんなことを本作から教えてもらった気がします。

蛇足ですが、撮影の舞台となったのは成城大学のキャンパス。
これは監督の熊澤が成城大学(経済学部)出身であることと、自身が各大学のキャンパスをくまなく回った結果「この映画のロケは成城大学しか考えられない」と思ったからだそうです。
自分の大学で映画製作って、ちょっと憧れますね^^笑
今朝は雨が降っていて、なんだか憂鬱

でも、雨上がりの青空と虹はとても美しいものです

・・・というわけで(なんだかこじつけくさいですが笑)

『虹の女神』熊澤尚人監督
2006年10月28日、全国東宝系にて公開。
監督は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人、『花とアリス』の岩井俊二がプロデュースを手掛け、市原隼人と上野樹里主演で贈る青春ラブストーリー。
熊澤監督といえば、岡田准一・麻生久美子主演の『おと・な・り』で大ブレイク。
だいぶ初期の作品で、ビデオレンタル店では置いていないところもありそうですが・・・これはいいですよ!
【ストーリー】
映像制作会社で働く智也は、ある日、大学時代の友人、あおいが飛行機事故によって、アメリカで命を落とした事を知る。
2人の出会いは、最悪だった。
あおいと同じレコード店でバイトをしている女の子に近づくために、彼女の友人であるあおいに智也が声をかけたのである。 大学の映画研究会に所属するあおいは、自分が撮影する映画のフィルム代欲しさに、智也の恋のキューピット役を引き受ける。

結局、智也はあっけなく失恋したが、何故かあおいが監督となって製作している作品、『THE END OF THE WORLD』に主な俳優として無理やり出演させられることになった。
大学卒業後、映像制作会社に入社したあおいは、アメリカに映像の勉強のために留学する事を決意する。
一方、大学卒業後、就職できずにいた智也は、あおいの紹介で、あおいと同じ映像制作会社で働くようになるが、智也を慕うあおいを引き留めることなく、あおいをアメリカへ送り出す。
そして、ある時、智也がふと空を見上げると、いつかどこかで見た、不思議な虹が出ていた。
あおいの告別式の日、大学時代に撮った『THE END OF THE WORLD』の上映会が行われる事に・・・。
主演の市原隼人と上野樹里のやり取りが演技とは思えないぐらい自然体でよかった。
妹役の蒼井優もよく、セリフもいい。
確か実年齢では上野が年下だが、蒼井優は本当に何でもできてしまう天才だなぁと思った。
好きなシーンは、“一万円札のリング”をはめ込むふたりを捉えたカメラが足元から地面にパンすると水溜りに虹が写っているシーン。この辺りはなんとなく岩井俊二っぽいなぁと。
タイトルにもある通り、まさに主演の上野は虹のような存在。
きっと、虹って近くで見てもよく見えなくて、遠くにいると七色に見える。
本当に大切な人は、意外と虹のように身近にいるけど、それに気付かずに月日と共にいつか消えてしまうかもしれない。
そんなことを本作から教えてもらった気がします。

蛇足ですが、撮影の舞台となったのは成城大学のキャンパス。
これは監督の熊澤が成城大学(経済学部)出身であることと、自身が各大学のキャンパスをくまなく回った結果「この映画のロケは成城大学しか考えられない」と思ったからだそうです。
自分の大学で映画製作って、ちょっと憧れますね^^笑
Posted by いぶすきー at 12:43
映画
カテゴリ
最近の記事
マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜 (4/24)
須磨離宮公園に行きました (2/27)
猫の目線で撮ってみる (2/14)
森村泰昌企画展、鑑賞。兵庫県立美術館へ行ってきました (2/11)
パーマネント野ばら (2/9)
告白 (1/25)
寄り道家のすすめ (1/23)
かもめ食堂 (1/16)
京都”山部”新年会 (1/11)
2010年、映画個人的にベスト5! (12/31)
恋愛寫眞 (12/28)
8月のクリスマス (12/25)
マイブーム (12/22)
手紙 (12/14)
スラムドッグ$ミリオネア (12/13)
ルミナリエ撮影 (12/13)
イヴの時間 劇場版 (12/9)
トイ・ストーリー3 (12/6)
アニメーション神戸に行ってきました。 (12/1)
休日の過ごし方 (11/29)
過去記事
最近のコメント
在本桂子 / 瀬戸内国際芸術祭~直島、犬島
いぶすきー / 瀬戸内国際芸術祭~直島、犬島
在本桂子(犬島) / 瀬戸内国際芸術祭~直島、犬島
竹村竹子 / 須磨離宮公園に行きました
いぶすき- / マイブーム
お気に入り
ブログ内検索
QRコード

アクセスカウンタ
読者登録